忍者ブログ

OH! MY

ブログ!

個人のブログ 日常の日記や詩
リンクフリー、相互リンク募集中です、トラックバックもご自由に
個人のブログ。日常の日記や詩
[140] [139] [138] [137] [134] [133] [136] [135] [131] [130] [129]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「父さん見てくださいな」
40~50歳くらいだろうか、少し年のいった女が言った。
「こ、これはいったい」
どうやら夫のようだのようだ。
2人はまるで信じられないような顔をして見詰め合っていた。
川で拾った桃を切ると、3歳くらいの男の子が入っていたのだ、無理もないだろう。


この夫婦は村のはずれに住んでいた。
夫は元侍で、今は引退し百姓を営んでいた。
夫婦仲はよかったが、子宝に恵まれず、年のため、もう子供は望めなかった。この夫婦は桃木夫婦と呼ばれていた


夫婦はこの子供が神様がつかわしてくれたものだと思った。
当然だ、桃の中に子供が入っているなど、ありえないのだから。
そして、この子供を自分たちの子供として育てていくことを決めた。

子供は3歳ほどといえど、自分のことを覚えてはいなかったようだ。
しかし、その分早く、夫婦を父母と認めたらしい。
父は笑顔をこぼしながら言った
「お前の名前は太郎だ。桃木太郎」
「も も の き た ろ う?」
子供は顔を傾けた。
「そう、太郎だよ。」
母は笑いながら、喜びの声を上げた。



おまけ
「いいかいあんた、この桃を切るよ」
「いやまて、これだけ大きい桃だ、見せ物小屋に売ったらどうだろうか?」
「それじゃ話が・・・」

おまけ2
「いいかいあんた、この桃を切るよ」
「いやまて、私に任せろ。
またこの刀を持つ日が来るとは・・・
我が斬鉄剣よすべてを切りされ!!」
「・・・またつまらぬものを切ってしまった。」
「あんた、この桃、中が何か赤いよ」

おまけ3
「お前の名前は太郎だ!」ビシッ!
「そんなの普通すぎてやだい!」バシッ!
「もう、言葉がぺらぺらじゃないか・・・」

おまけ4
「母上、どうして私は桃太郎じゃなくて桃木太郎なのでしょう?」
「桃から生まれた桃太郎なんて、皆からいじられて、コンプレックスになるからよ。」
「コンプレックス?このような時代にそんな言葉があるでしょうか。」
「大人の都合よ。」

おまけ5
「母上、どうして私は赤子ではなく3歳なのでしょう?」
「だって、赤子だったら乳を与えなければならないでしょう。
子供を生まないと乳は出ませんよ。この時代には粉ミルクもないでしょうし。よしんば、近所の人に乳を分けてもらったとしても、乳しか飲めなければ、桃の中でどうやって生き残っていたのですか?」
「どうして、粉ミルクなんてないものを母上が知っているのです。」
「大人の都合よ。」

おまけ6
「母上、どうしておまけのほうが本文よりも長くなるんでしょうか?」
「これでも削ったのよ。」
「これでは本文がおまけみたいではありませんか。」
「それは違います。本文があるから、おまけがあるのです。
本文はおまけがなくても成り立ちますが、おまけは本文なくしては成り立ちませんよ。」
「それで、どうしておまけのほうが長いのですか?」
「大人の事情よ。」
PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード


忍者ブログ [PR]
カレンダー
02 2017/03 04
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
メールフォーム
プロフィール
HN:
井沢 ナオ
年齢:
27
性別:
男性
誕生日:
1989/06/10
職業:
大学生
自己紹介:
所在地:愛知県
メールアドレスです。
isawanao?yahoo.co.jp
?を@にしてください
メッセ友達も募集です
コメント、相互リンク募集中。相互リンクしてくれる方はコメントにお願いします。
ブログペット